出会ったのが公団住宅だったのだ。築35年の鉄筋コンクリート造、47平方メートルの2LDK、価格はなんと650万円。頭金は50万円、残りは35年の住宅ローンを組むことにした。月々のローンは1万5000円。管理費と修繕積立金で月に1万5000円かかるが、合計しても月3万円。広さも今までより10平方メートル程広い。今まで家賃が8万円かかっていたから、差し引き5万円、年間60万円も貯蓄に回すことができるようになった。
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彼は、この貯蓄の一部は繰り上げ返済にあて10年で完済する計画である。築35年というと、多くの人は「オンボロマンションなんじゃないの。修繕に相当お金がかかるのでは?」と思われることだろう。区分所有になると、修繕積立金の残高がいくらあるのかも重要なポイントになる。特に築年数が古い物件は必ずチェックしておかなければならない。配管、外壁、防水など共用部のメンテナンスにはとてもお金がかかるからである。