アーカイブ

マンションには使いやすいディスポーザーが普及

広まったのはいいが、初期のディスポーザーにはいくつかの短所があった。食品くずを粉砕して流す際、いっしょに水も流さなければならないのだが、その水を流さない家庭が続出。水を流さないため、内部にカスが残り、悪臭を発生させたのである。もうひとつの短所は、一部の食品くずが内部で詰まり、作動しなくなる事故が多発したことだ。ディスポーザーが苦手とするものの代表が貝殻である。そして、長ネギも詰まりやすかった。うっかりそれらを入れて作動させると、ディスポーザーが止まる。詰まりを解消させるには専門家を呼ばなければならず、不満のタネになったのだ。そこで、メンテナンスしやすくした改良版のディスポーザーが登場した。たとえば、口を広くし、内部に手を入れやすくしたもの。これなら、自分で詰まった食品くずを取り出しやすい。また、内部の機構をすっぽり取り出すことのできる製品も登場。こちらは、機械を丸洗いできるので、詰まりの解消も掃除も楽になった。このような改良を経て、今のマンションには使いやすいディスポーザーが普及したのである。