アーカイブ

「陶冶」と「訓育」による「生きる力」の育成

よく知られているように、今日の学校教育の意図的な人間形成の目標は、この21世紀の激動する社会を生きぬくための「生きる力」を育成することである。この「生きる力」とは、1996(平成8)年7月に、第15期中央教育審議会の第1次答申「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」で提言された新しい「質的な学力」のことで、従来の「知識の量としての学力」ではない。そして、「生きる力」の内容には、「確かな学力」と「豊かな人間性」と「健康・学力」が含まれている。その「確かな学力」とは、基礎・基本となる事柄で、知識・技能に加え、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力であり、「豊かな人間性」というのは、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などであり、また「健康・体力」とは、たくましく生きるための健康や体力である。今日の学校教育では、このような意味での「生きる力」つまり「学力」の育成が目指されているのである。学校教育は、一般に、国語・数学・社会などの教科の指導を行う教科教育と、学校行事・クラブ活動・学級活動などの教科外教育によって構成されている。前者は、主として系統的に組織化された知識・技術の教授を目指し、後者は、主に児童・生徒の自主性・協調性・社会性などの態度や行動力の育成を目指すとされている。
【関連】
インターネット予備校白書

大学受験マニュアル

大学受験予備校INFO