アーカイブ

男性経験とプロポーションの関係

職業柄、私はどこにいても女性のプロポーションが気になって仕方がない。もっと上手に下着を選べばもっとバストアップするのにな、と胸もとを観察しながら思い、腰に視線を集めれば、この女性は下着ひとつで三センチはヒップアップするなどなど、ついつい頭のなかで女性を透視してしまう。まさか街ですれちがった女性に、わざわざ声をかけてこうしたほうがいいなどとアドバイスするわけにはいかないが、飲み屋などなら話はちがう。クラブやバーのホステスさんたちのプロポーションを、あくまでも職業意識でじっくりと観察するのだ。気がついたことがあれば、そのつど口に出してアドバイスできる気安さも手伝って、この頃では、私をみつけると自分がら相談をもちかけてくるホステスさんもいるほどだ。そういうときは、ブラジャーのつけ方をたいていアドバイスする。私の職業意識に燃えた目に、彼女たちも安心するのか、わりと平気で衣服の前をあけ、ブラジャーをみせてくれるのだ。仮にカップにうまく乳房がおさまっていないような場合なら、ついつい、手を伸ばしてブラジャーのなかにきちんと乳房をおさめてやり、「ほらね、これならバストもボリュームアップするのだよ」と、彼女の悩みを解消してさしあげるのだ。他意はなく、ほとんど職業意識からのアドバイスだから、彼女たちも安心して悩みを打ち明けてくれる。ある日、大阪のクラブでお酒を飲んでいたとき、その店のホステスさんが真顔で私にこう質問してきた。「女性のからだって、男性経験を積んでくるとかわってくるってホントですか。あんまり励みすぎるとからだの線がくずれるっていうけど……」彼女のプロポーションを観察すると、たぶん誰かにからだの線のくずれを指摘されて悩んでいるらしいことがすぐにわかった。きけば三二歳だという。バストもヒップも、やや垂れ下がってきているのは、一目瞭然であった。彼女自身、そのことに気がついていないはずもなく、まるで自分のセックス・ライフをみすかされているような不安な気持ちになっているにちがいない。私はフェミニストである。断じて女性を失望させるようなことはできない性分。私はこう答えた。「たしかに、男性経験を積んでくると女性はプロポーションがくずれてくるという説があるけど、これは俗説にすぎず、かならずしも学説は一致していない。人によっては、経験豊富になるにしたがって、どんどんいいプロポーションへとかわっていくことだってある。男性にみられ、愛されることによって、もっときれいになろうと思う気持ちが、ホルモンを刺激するからなのだ。と同時に、自分自身で意識することにより、嫌いな部分解消に努力するのは人間の心理で、そういう人はきっといつまでも美しいと思う。遊んでいる女性のからだはくずれているという俗説は、だらしない生活を送っていれば当然、食生活や健康生活もだらしなくなって、からだに張りがなくなったり、ぶよぶよと肥えたりしてしまうという戒めのためにあるのだよ。あなたが気になっているなら、まず、食生活、それから運動に励むことだね」ダンサーやエアロビクスのインストラクターなどのように、毎日多量の熱量を費やしている場合は、腹部に脂肪が少なくへこんでさえいるか、一般的な職業なら、仕事の内容によってプロポーションがちがってくるということは、まずない。ホステスさんだろうが、銀行員だろうが、要は自分の気持ちひとつ。男性経験のためだけでからだの線がくずれるということはないのである。

[通販サイトのご案内]
Rue de Ryuの補正下着
http://www.ruederyu.com/